2022年11月10日、アメリカの10月消費者物価指数(CPI)が発表され、前年同月比+7.7%(市場予想+8.0%)と今年2月以来の8ヵ月ぶりとなる+8.0%を下回る結果となりました。
一方、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.3%と9月と同じ上昇率にとどまりました。
CPIおよびコアCPIともに市場予想を下回る結果を受け、債券利回りは大きく低下し、米30年住宅ローン金利は前日の7.25%から6.67%に大きく低下しました。
CPIの主要な構成要素は住居関連(CPIの3分の1を占める)です。以下の表は様々な構成要素の相対的重要度を示したものです。